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使いどころのないセリフのオンパレードですが、よしなに~。



【考察】「機械によって資本主義は破壊され、結果的に人類が終わると思う」って話

Corpo Automi Robot
 先日の記事で「Detroit: Become Human (以下、「Detroit」と略す) やりたいんだあああああ!!」って書いたじゃん。

 っていうのは、そのDetroitってゲームが扱うテーマが面白そうだと感じたから。そのテーマとは「アンドロイド人間」であり「アンドロイドは人間と共存できるのか?」というもの。


 皆さんはどう思いますか?

 ちなみに自分は「アンドロイドと人間が共存するのは、少なくとも資本主義の中では無理だ」と考えています。

 といっても、この仮説はあくまで浅知恵によって導き出されたものです。真面目には受け取らないでね。

考えられる人類の滅亡理由: 貨幣が循環しなくなった。


Money

 市場だの経済だの~っていう難しい話は、知識のなさが露呈するだけだと思うので省くとして。

 超々簡潔に、資本主義とは何なのかーっていうことを説明するためには、よくシャンパンタワーの図式が用いられます。

picture by [ さしえの森 ]

 タワー状に重ねられたシャンパンタワーがあると仮定し、それが資本主義の在り方だとします。

 構図は実に単純で、何も難しいことはない。一番上にあるグラスは「雇用者/資本家階級」で、その下にあるグラスは「被雇用者/労働者階級」。それだけです。

 そして上にいくほど「得られる収入が多い/その収入帯の人口は少ない」という傾向が強くなり、下に行くほど「得られる収入が少ない/その収入帯の人口が多い」となっていく。弱肉強食のピラミッドと同じようなものです。



 資本主義は「人間が欲深くあろうとしなければ」正常に機能し、そのシャンパンタワーの中でお金が循環します。

 「雇用者が被雇用者へ賃金を払う」からお金の流れはスタートし、次に「被雇用者が商品を生産/被雇用者がサービスを展開」となり、「消費者が商品・サービスを購入」し、それが「利益として雇用者に入る」ことを経て、再び「雇用者が被雇用者へ賃金を払う」に戻るわけです。よね?


 正常なお金の循環が実現するには「適切な賃金が、被雇用者に支払われること」「適切な値段で商品が販売されること」の二つが最低でも達成されている必要があります。そうでなければ「生産」の機能がたやすくストップするでしょう(被雇用者によるストライキや、資金不足で原料を入手できない、など)

 しかし残念ながら人間とは、欲深い生き物。雇用主「コストを減らし、利益を上げたい」とか「人件費をケチりたい」と思うだろうし、被雇用者「もっと給料が欲しい」とか「商品は可能な限り安く手に入れたい」と思うもの。そうしてどちらか、ないしどちらもが欲張った場合、経済は大混乱します。

Shout

 デフレとかインフレとか、その話は今回は脇に置いて。主軸の「機械がどうやって資本主義を殺すのか」という話をしましょう。

 ここで仮の話を。雇用者1人被雇用者が10人いる職場があって、事業により得られた利益が「¥」の描かれたカード11枚だとします。

(白抜きの人型が人間、灰色の人型がロボットとします)

 利益を平等に分け与えた結果、全員が等しく「¥」カードを一枚ずつ得ることになる。

 が、そこで雇用者はふと思います。「自分の取り分を増やしたい」と。そこで雇用者「被雇用者」を幾人か減らし、その穴埋めとして給料を渡す必要のない「機械」を導入することに決めます。


 はい、雇用者の取り分が増えました。そうして首を切られた元・被雇用者たちは、路頭に迷うでしょう……。

……やがて大半が機械に取り換えられて、被雇用者は死んでいくでしょう……。

Tesla Robot Dance

 ――というのは、大袈裟な話ではあるけれども。現実に起こりえない話ではないと思うのだ。

 「人手は足りていないけど、人件費はケチりたい」と考える雇用主は居るだろうし、そういった人種が「よし、なら人間を雇うのをやめよう。将来的なことを考えれば人件費よりもうんと安いコストで済む機械を、代わりに導入しよう!」ってなるのは当たり前。

 現実に、無人化×機械化は少しずつだけれども進んでいる。無人のレジどころか、最近は店に人間の従業員がいないスーパーも出来たというじゃないのか。全部、機械で制御してるんだって。……電力が落ちたら最後、そしてハッキングされたら最後、強盗に入り放題な気がするけど。

 とはいえ、このテの話では意見が分かれる。自分みたく「人間が死ぬで!」って言う人間もいれば、知識人ほど「いや、今ある産業は衰退するが、きっと代わりの新しい雇用が誕生するから大丈夫やで!と言うし。それに「サービス業は感情が大事。それに感情は人間の特権、だからサービス業は安泰だ!」という意見もある(それに対してだけは断言できる。サービス業にも機械は十分に代用できる、つまり安泰などありえない)。

 でもだ。でも。その「新しい雇用が~」と希望的観測をする人々に、自分は問いたい。

 その新しい雇用とやらに、「現代の労働者階級」の人間が割り込める可能性はどれぐらいあるのだろうか?

Business Man

 ここからが本題で、本格的な仮説の話。大前提として「資本家階級はどこまでも欲深く、人心を持っていない」を挙げて、話を進めていくね。

 まず超絶簡略化した流れを、箇条書きで書いていこう。
  1. 人件費を削る為、雇用者は人間を雇わず、代わりに機械を導入するようになる。
  2. それにより、物価は安くなるかもしれない
  3. しかし雇用が機械に奪われ、働き口が減れば。労働者階級に金が流入する機会がなくなっていく。ヒエラルキーの最下層ほど深刻になっていくだろう。
  4. それでも暫くは、きっと経済が回る。けれどもお金は資本家階級に回ることはあっても、下の階級に降りていくことはない
  5. やがて労働者階級の間で不満が蓄積し、暴動が起きる。そうしてあらゆる犯罪が起き、資本家階級が殺され、あらゆるテクノロジーが破壊され、文明のほぼ全てが灰燼に帰す
  6. ローマ帝国崩壊の悲劇が再来。中世暗黒時代のような世界に逆戻りするだろう。
Hunger Games

 そうしてペストやコレラのような感染症が蔓延。しかし文明を失くした人類に抗う術はなく、やがて街から人が消えたとさ。

 おしまい。






 ……要するに「雇用が機械に奪われれば、貧富の格差はより拡大し、ヒエラルキーの下層で蜂起の火がくすぶる」「下を支える人間の怒りが爆発すれば、ヒエラルキーの上層は一瞬で崩れる」「統治システムが機能しなくなれば、人間は滅ぶだろう」っていうこと。

 そんな話は大袈裟だよ!なのかもしれない。まあ、たしかに大袈裟だろう。

 なので理解しやすいように、もっと小さなことに焦点を当てて、問題点を上げていこう。

貧富の差により起こること(現在進行形の問題)


 まず、労働者階級にお金が流れなくなると起こる問題について。

 最初にセンセーショナルな問題を取り上げるとするならば、それは「苦しむ子供が増えていく」ということ。

 場所は日本。労働者階級に生まれた子供がいたとして。親の収入が右肩下がりとなり、最後はゼロになったとします。

 保育園・幼稚園の話はすっ飛ばし、その子供が小学校に入学したとして。その子に起こる問題として、考えられるのは3つ。
  • 清潔さを保つことができないため、同級生からいじめを受ける可能性がある
  • 学費を払えなければ、教科書を買えないかもしれないし、給食も食べられないかもしれない。その問題は成績にも直結する。義務教育なのに登校できなくなる可能性も。
  • 「自分が貧乏である」という刷り込みにより、卑屈な性格になる可能性がある
    または生活苦により親が荒み、親からの虐待が始まる。その結果として情緒的な問題が子供に表れる可能性もある
ちなみにこれは現在、起きていること。且つ、今後は増加していくかもしれない

 そして上記のような試練を経て生まれるのは、多くの場合は問題のある子供であろうし、現在の社会に彼らの受け皿はまるで少ない。それどころか彼らに向けられる世間の目は厳しく彼らのような存在を雇う人間もごくごく限られているだろう。

 そんな子供たちが大人になったとき、親世代よりもより貧しくなっている可能性があるし。貧しくなっていた場合、そこから脱する手段も現状では無い。となれば彼らがまたさらに子供を作ったとき、その子供が社会から受ける仕打ちは想像を絶するだろう。そうしてまた同じように、問題のある子供が作られることは分かりきっている。

 貧困は親から子へと連鎖するし、連鎖すればするだけ深刻になっていく。そんな貧困が、これから拡大していったら? 地獄になるぞ、この世界は。

 それに貧困層が増えれば、それだけ経済損失も増えていく。貧困層が増えることは、労働者が減っていることを意味する生産力が衰退していることを意味し、消費者が減ることを意味する。つまり、経済の輪が縮小しているということ

 そして「善良な市民」がグチグチと文句をいう税金だって、どんどん流出していく貧困層が増えれば犯罪も増えるだろうし、犯罪が増えれば受刑者も増えて、税金が刑務所に消えていく生活保護を受ける世帯も増えるだろう。そんな世界、誰も得をしない。

 にも関わらず。資本家階級がさらなる利益を求めて、人員を削り、機械を導入し、街に貧困が増えたとしよう。上述したように労働者階級の不満は高まって、暴動が起き、街が焼け落ちてしまうだろう。貧困により、「教育の機会」と「健全な成長」を奪われた者が増えればなおさらに、暴動に至るまでの導火線は短くなっていく

 つまり何が言いたいかっていうと「貧富の格差は、教育の格差」であり「教育の格差が大きく開けていけばいくだけ、統治システムが崩壊する可能性も増していく」ということ。

 なので「今ある産業が機械にとって代わられたとしても、新しい雇用が生まれるだろうから大丈夫!」という意見に、自分は反対する

 だって現状でも、機械にとって代わられている産業は、高度な知識や専門性が求められないものばかり。レジ打ちとか、データ入力とか、製パン工とかとか。となれば新しい雇用が生まれたとしても、その雇用枠に「高等な教育を受け、専門的な知識を身につけた人間」が必須になるのは目に見えている。というか今でさえ、そう社会に求められているのはインテリやらエリートと呼ばれる人々だけで、それ以外のクソミソ以下の人間は搾り取るだけ搾り取られたあとは「死ね」と社会に宣告されている

 つまり新しい雇用が生まれたところで、そこに入り込めるのは高等な教育を受けられた富める者だけであり、貧困層は社会からますます弾かれていくだろう。くそったれ!!

 いっそのこと人間が滅びればいいと思う!

 でも、それはアカンよね。まっ、俺は別に構わないけど~?(ニコッ

ならば、どう解決すればいいのか?


 この問題に、万能の正解はないと思う。ただ、自分の思い付いたことを書くなら、こんなとこ。

  • 「人間という労働力の代わりに、機械を導入してもいい職種。または機械を導入してはいけない職種」を規定するガイドライン、もしくは法整備を国が策定する。
  • 仮に貧困に陥ったとしても、その後に這い上がるためのチャンスをより多く子供たちに与えるために。義務教育中に掛かる全ての費用を、国が税金により賄うシステムを作る


 子供の貧困は本当に問題。それにかくいう自分自身も、相対的貧困により社会からドロップアウトした人間である(それ以外の要因もあるけど。まあでも、自分が高校に進学した場合に、妹が高校に進学できなかった可能性は十分に考えられた)。

 上にある2つの案のうち。国がガイドラインを作る、って案は現実的ではないかもしれない。けど下の、子供の教育機会に関することは現実にしていかなければ、この国がまずいことになると、自分は思うのだ。

 生まれながらに勉強の仕方を知っている天才児なら、図書館に入り浸ってひとりで勉強できるだろうけれど。多くの普通の子供は、大人に教えてもらえなければ読み書きの仕方も覚えないだろうし、勉強の仕方を教わらなければ「勉強をしよう!」とも思わないだろう

 そんな子供が増えるのはダメだ。せめても小学校までは、全ての子供に平等な教育を与えるべき。それが将来的には国の為になるなら、国はそこに惜しむことなく税金を投入すべきである。何に使ってるのか分からない自動車関連の云々よりも、そこに注力すべきなのだ!!!!!!!!

 最後に、この記事のタイトルについて書いておく。

 「機械によって資本主義は破壊され、結果的に人類が終わる」ではなく、正しくは「機械を導入しようとする"資本家階級"によって経済が破壊されて、貧困が蔓延し、やがてひとつの国が亡びる」です。

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