2018年12月12日(水)にVOCALOTRACKSより、全世界に向けて配信開始!

「Brainwashed Town」 feat.神威がくぽ(シングル)


「夜前の夢」 feat.神威がくぽ(シングル)



LINEスタンプ発売中!

【コミック風】威圧感の強い黒スーツ take2」販売中。
拙作「空中要塞アルストグラン」シリーズのスタンプ第2弾です。
過激な暴言、および使いどころのないセリフが、パワーアップして帰ってきた!



サイトでの連載も終わったので、あのトリックスターについての覚書を掲載しておく。

 小説サイト「アルバトロスと黄金の泉」にて連載してたけど完結した作品「アンセム・フォー・ラムズ(旧:コール・オブ・クルセイド)」。

 話も終わったってわけで、ちょっとした隠しネタをここに書いておく。

 で、その隠しネタとはやつに関すること。

https://isuzuakatsukiposttruth.tumblr.com/post/177937268190/%E8%90%BD%E6%9B%B8%E3%81%8D%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%82%B5%E3%83%BC%E6%8B%87%E6%8C%87cm%E9%96%A2%E7%AF%80%E7%97%87%E3%81%AE%E3%82%B5%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%82%92%E3%81%BE%E3%81%9F%E6%9B%B4%E3%81%AB%E6%96%B0%E3%81%97%E3%81%84%E3%82%84%E3%81%A4%E3%81%AB%E5%A4%89%E3%81%88%E3%81%A6%E3%81%BF%E3%81%9F%E3%81%AE%E3%81%A7%E6%A7%98%E5%AD%90%E8%A6%8B%E3%81%8C%E3%81%A6%E3%82%89%E3%81%AB

 某カラスさんと並んで、滅茶苦茶やってくれてるトリックスター的立ち位置のアーサー氏について。

今までの彼はあくまでも「INTJ」として描いてきたけれど


 シリーズ開始当初こそ、めっちゃ影の薄かったアーサー氏ですけれどもというのも「ヒューマンエラー」時点ではまだ、彼の息子も娘も生きていたし、「EQPのセオリー」時点では、娘は死んだものの、息子は生きていたし、その息子は賢くて美しい嫁さんと可愛い娘たちに恵まれて、幸せにやってたこともあり、アーサー氏は正気を保つことができていたので、彼が狂う要素がなかった)。シリーズ三作目「ディープ・スロート//スローター(以下、DT//Sと表記)」にて遂にやらかし、本性を露呈。以後、味方なのか敵なのかよく分かんねーポジションにいる、トリックスター的な嫌味オヤジとして君臨していました(少なくとも、自分は彼にその役割を与えていた)。

 そういうわけで「DT//S」以降は徐々に露出も増え、存在感も増しましになっていた彼なんですが。奇人変人が揃うあのシリーズの中でも特段異彩を放っていたかと思います(だって意識して、そう書いたもん!)。で、その異彩の理由は以下4点がデカい。

  1. 場の空気をよく分かってるくせに、敢えて水を差すようなことを言う性格。
  2. ☆超絶☆簡潔☆超直球☆な、暴言に迷言の数々を生み出してきた。
  3. 感情を一切汲まないし、挟まない冷血スタイル。
  4. 基本的に全ての他人を馬鹿にして、見下している

 要約するとこれはつまりMBTIでいう「INTJ」タイプもろそのものなんです。

 他者を人間とみなしていない(意見が合わないし真っ向から対立している立場であったパトリックに対して、特にその傾向が顕著)し、自分のことさえも計画を遂行していく上での道具のひとつと見なしているし。とにかく目的を果たすことが何よりも大事なので、状況に応じては、肉を切らせて骨を断つことや、刺し違えることも厭わないイカレぽんちさん。そういう感じ。それがアーサーという人間。そう描いてきた。

 しかし。

 それだけでいかないのが、アーサーっていうキャラクターの面倒なところ。なにせ彼には「二面性」と「二つの顔を器用に使い分けるオルタネイトさ」っていう面倒な側面がある。

 その「もう一つの顔」とは、MBTIでいうところ「ENTP」。これも以下の4点でとりあえず要約できる。

  1. 気まぐれであり、興味を持つのも冷めるのも早い。
  2. 天邪鬼であるため、ああ言えばこう言う。
  3. とにかく各所に喧嘩を吹っ掛けまくる。喧嘩を見るのが好き。
  4. より大勢の人をゲームに巻き込むことを、めっちゃ楽しんでる!!

 もう、ね。観てわかる通り、性格の悪さの塊みたいな男なんですよ。

 なお、同じ性格傾向ENTPに当てはまるキャラとしては他に「Dr. イルモ・カストロ(ウォーター・アンダー・ザ・ブリッジに登場)」、そして諸悪の根源「クソカラス 昏神キミア」なんかが当て嵌まります。

 自由人だけどある一定の常識は弁えているDr. カストロはさておき、キミアなんかは、ねぇ……――とにかくENTPってロクに考えもせずに、「とりあえず場を引っ掻き回してみよう! なんか面白いこと起きるかな!! まっ、悪いことが起きたとしても、大丈夫。臨機応変にどうにかしていくし~♪(謎の自信)」っていうタイプなんです。

 ここらへん、マダム・モーガンが該当するESTP(思い立ったが吉日でとりあえず行動は起こすけど、後先の影響はちゃんと検討するわ!偶に詰めが甘くなるけど!っていうタイプ)や、ラドウィグが該当するINTP(あらゆる可能性や影響を、一人でじっくり検討して完璧なプランを立てた後で、単独行動に出ては周囲の顰蹙を買うタイプ)とは、文字が一字違うだけだけど、ドえらい違いです。

 となればアレクサンダー・コルトが該当するENFP(なんか面白いことあるかなー!っていう点では似てるものの、義理や人情をとても大切にするタイプ。ENTPは義理やら人情を軽視し、合理性のみを求めがちな傾向がある; なおINTJは感情を軽視するパーソナリティランキングでは首位クラスの冷徹さを持つ)なんて、判断基準がもう真逆ですので、反りが合わないのは言うまでもない。

 で、そのENTPの悪い要素をデデドンッ!!と詰め込まれているのが、アーサーであったりするわけです。そしてそのあたりの要素は、「ウォーター・アンダー・ザ・ブリッジ」に登場する若い日のアーサーの台詞に集約されるかと思われます。

「はい! 教授の話す言葉は教科書をそっくりそのまま読み上げているだけで、これじゃ講義を受けているこの時間が無駄でしかないと、そう嘆いただけです!! こんなクソみたいな講義を受けるぐらいなら、僕はまだ済んでいない朝食を、この時間に食べに行くべきでした!!」

 なお、この後に続くブリジットの台詞が全てでしょう。

「あなたって本当に、真性のクズね」

 で、INTJとENTPの二つの関係性を簡単にまとめると「ENTPが、ベースとしてある彼の性格傾向」であり「INTJは様々な災難に見舞われた結果、身を護り、そして人々を畏怖させ巧みに立ち回る術として身に着けた対処法」ともいえるわけです。

 とかなんとか、こういう風に書いてみると「あれ、じゃあINTJっぽいアレは演技なの……?」という話になりそうだけれども。

 半分、演技。半分、ガチ。

 っていうのが、正しい見解だと思います。まあ、そこらへんの詳しい話は、次作「ジェットブラック・ジグ(仮)」で書いてくことになると思いまーす。

アーサーを書くのなら、あいつらにも触れておこう。


 アーサーがENTPとINTJをオルタネイトに使い分けてるってなると。もっと頻繁にいくつもの顔を使い分けてたあの男はどうなるのか、っていうのも気になるところ。

 そう、ペルモンドです!

 ペルモンドは設定からして性格はもう滅茶苦茶な状態なわけですし、台詞だって滅茶苦茶なものもあるわけですが。

『死んだ豚の恨みだ』
『ああ、そうだ! 俺は頭のいかれた精神破綻者だ! 全部妄想だよ。全部、全部……』
「そうだな。俺は今、正気じゃないかもしれない」

 精神構造云々はさておき、あくまでベースとなる“彼”そのものの話をしますと、MBTIで当てはめるなら近いタイプは「ISFJ」となります(とはいえ彼には、他にも主要人格があります。抜粋すると「ESTJ」タイプの"ペルモンド・バルロッツィ(晩年)"、そして「INTJ」タイプの"猟犬"、「INTP」タイプの"眼鏡かけたときのアイツ"に、「ISTP」タイプの"ジャッキー"等々……)

 突然、家にやってきた謎の青年ジョン・ドーの介抱を、なんだかんだしていた検視官バーニーなんかも、このタイプに該当しますね。お人好しで世話好きであり、自分から手柄を主張することはせず、あくまで他者を支え、守ろうとする、それがISFJです。

 またこのタイプは「他者を守る」ことに傾倒しがちで、自分のことを疎かにしてしまうという傾向があります。ペルモンドが持つその面が色濃く出てたのが「ヒューマンエラー」(検視官バーニ―で言うなら「アンセム・フォー・ラムズ」の中で、彼がリリー・フォスターを咄嗟に庇うシーンがあったりする)であるかもしれないわけですね。

 あと「ウォーター・アンダー・ザ・ブリッジ」において「すぐに手が出る。喧嘩っ早い」と語られていたペルモンドですけれども、その喧嘩の原因とかも自分が云々ではなく「あの男が女性に痴漢を働いていたから、引っ掴まえてぶん殴った」とか「強盗を働いていた馬鹿が居たから、ぶん殴って店主を助けた」っていう裏エピソードがあったりもします。だいたい痴漢を相手に、ペルモンドは暴行を働いていた模様ですし、元嫁エリカが知らない男に尻を触られた際には、男の腕をへし折るほどガチギレしたらしいです(ソレッテドウナノー)。

 また晩年の彼は「イザベル・クランツの守護者」として腕を振るってたでしょう。たぶんイザベル・クランツが暴漢に襲われそうになったときも、ペルモンドが(何故か)颯爽と駆け付けて、男どもをぶちのめしていたと思います。うん、絶対にそう。いや、イザベルだけじゃないな。自分の手の届く範囲にいる全ての人を守ってそうだぜ、ニールのときみたく……。

 まっ、それはさておき。あくまでISFJっていうのはペルモンドが持つ性格傾向であるけれども。

 じゃあ、ペルモンドのもう一つの顔である(というか、彼に取り憑いている)黒狼ジェドはどうなんだーっていいますと。

 ヤツは、ISTPじゃねぇのか?と思ってます。目標達成を第一に考えつつも、その場のノリで楽しけりゃ何でもいい、というかリスキーであればあるほど盛り上がる!みたいなクソ野郎タイプでしょう。尚、同じタイプには、職務遂行中のときのラーナー次長(「EQPのセオリー」~「ディープ・スロート//スローター」、短編「ダーティー・ディテクティヴ」に登場)や、密偵クロエ・サックウェル(ウォーター・アンダー・ザ・ブリッジに登場)が該当します。

 そしてロバーツ家の白狼ジェドは、ISTJに当たると思います。こっちは反対に、石橋を叩いて渡る、超慎重で超常識人タイプです。このタイプは他にも、アイリーン・フィールドやアーヴィング・ネイピア(空中要塞シリーズには「ディープ・スロート//スローター」の最後に少しだけ登場し、以降は彼と接点のあるアレクサンダー・コルトが語る話の中で名前のみ登場するカタチとなっている。TRAVELERでは、クソ真面目な朴念仁として登場し、割と主人公ラドウィグとの絡みは多かった)や、黒狼に感化される前のブリジット・エローラが該当します。

因みに、あの物語における“天才”は誰なのか


 「空中要塞シリーズ」では、主要なキャラに別名というか、隠語みたいなものを割り振ってます。

 たとえば「キミア」には、その見た目からまんま「カラス」とか。

 「アーサー」には彼の特徴と性格(作中では“枯草色”と表現している、要するに淡褐色の髪色。それと口達者であり、目的のためならどんな相手とも手を組む狡猾さ)から「コヨーテ」とか。

 マダム・モーガンは黒髪のインパクトが強いってことと、どこにでも現れて一瞬で消えるっていう特性から「幻影のカラス」。

 アレクサンダー・コルトは、振り乱す金髪もさることながら、「ホワイトライオンに頬を引っ掻かれたが、無事生還した」というエピソードもありきで「ライオン」ないし「野獣」。

 またペルモンドは「彼の雰囲気が)狼の血を引いてる系の、大型犬っぽい」っていう話が何度も作中で出てきているので、別名も「狼くん」やら「シベリアンハスキー」、「猟犬」とか、そういうのが頻繁に出てきてます。

 そんな感じで、だいたい動物から取っているものが多いです。が、それよりも頻繁に出てくるワードが「大天才」。これはペルモンドの別名であるのですが、ぶっちゃけると……――別に彼は天才ではない、んですよ。彼は数学が人並みよりも好きで、機械いじりが得意というだけで、天才じゃないんです。

 ガチガチのネタバレすると、本当に天才なのは黒狼ジェドなのですよ。だってアイツは、予め全ての答えを知ってるわけだからね。


 とはいえ、あいつは天才だと言っていいのかっていう疑問も湧き上がる。それに対する答えも、そう。あいつは天才と括っちゃ駄目だ、別次元の生き物だよ、となるでしょう。

 じゃあひとまず、そいつを抜きにしたとき。天才と称するべきは誰なのだろう?となりますが。……――著者である自分としては、三人の名前を上げたいです。


 まず、今回大々的に取り扱っている「アーサー」。彼が持っている常軌を逸した狂気と発想、そして着々と計画を実現してるという点。こいつは天才にカウントしてもいいと思うのです。

 またアーサーの強みってのは文学・音楽とか、芸術系なんですよね。特に、"模倣"という分野において、才覚を発揮するんです……――が、まあそこは繰り返しになりますが、次作「ジェットブラック・ジグ」で触れていきますのでお楽しみに~!として。


 次に、天才として名を挙げるべきなのは、作中ではそんなに重要人物ではないけれど、ブリジット関連の話でトンデモなエピソードがいっぱい出てきた、ブリジットのパパ「リチャード・エローラ博士」。彼は同僚から「使えねー」とか馬鹿にされてるし、彼の実験台にされてきたペルモンドからはめっちゃ毛嫌いされてたり等、作中ではあまり良いとこはないんですけれども。まず考えるべきなのが「どーしてこんな頭のネジがぶっ飛んでる親父が、かのバーソロミュー・ブラッドフォード大将の盟友たり得ているのか」ってことだと思ってます。

 一言でいうと、リチャード・エローラ博士って「時代が彼に追いついてない」っていう立ち位置なんです。そこを見抜いていたブラッドフォード大将は、時折リチャード・エローラ博士の意見を仰いだりとかして、頼りにしてたし。それに、でなけりゃマダム・モーガンも彼を警戒したりなんかしないです。

 ただ、マダム・モーガンに目を付けられたのが運の尽きだったんです、彼は。ブリジット関連の騒動の後、彼は職を(表向きは)自主的に退くことになったのですから。結局時代は彼を追い越すことすらなくその後、脳神経内科というものは廃れていくことになります(「EQPのセオリー」にてアルスル先生がそれを感じられる発言をしていたと思う。うろ覚えだけど)

 そして、そんな彼はINTPタイプです。研究熱心である一方で、道徳心も強く、そのため「ブリジットに顔向けできなくなるような真似は、父親としては絶対に出来ない……――!」的なこと言っていた&実践していたし。そのあたりから、そこの傾向は読み取れると思います。ただペルモンドにした彼の仕打ちは……――ちょっと、アレかなぁ?なんて思うとこあるでしょうが。そこの詳細は「アンセム・フォー・ラムズ」の3巻にて、カリスがぽとっと零した真実が全てです。


 で最後に、同じくINTPタイプとして、そして隠れた天才として名前を上げるべきなのが、先にチラッと書いた「ラドウィグ」です。こいつに関しては、彼の幼少期~青年期までの話「神ノ禍」の時点で、天才としての土台を培っている片鱗がある(ただあの話を書いていた当時はまだ知識不足だったんで、今見直してみると色々と書き込みが足りてないなぁ……と感じたりもする)のが見て取れると思いますけれども。「TRAVELER」の中で奇人変人たちに更に揉まれて進化したコイツは、隠れたヤベェやつです。

 彼の持っている思考回路や、彼が作中で言っていることの全容を理解できる人って、読み手の中にはたして居るのだろうか……――って書いてる人間が疑問に思うぐらい、彼の思考って複雑ですし、かなり突飛ですし、本人も上手く説明できなかったりします。なので、こんな台詞を彼は言ったりもしています。

「あー……――科学的に説明しろっていうなら、その回答は『まだ未解明』になりますねー」
「オレが立てた仮説を話してもいいんですけど……あまりに、話が長くなるんで。それに前提知識の共有にもすごく時間が掛かるし、たぶん姐御たちには理解できないと思いますよ?」

 暗に、相手のことを馬鹿にしてますよね、この台詞(遠回しに馬鹿にする、ってのがINTPの悪い特徴でもある。ただ悪気が無いことが殆どで「思ったことを正直に言っちゃっただけなんですよ~」ってことが多いのが、INTJとは反対にこのタイプの憎めない点だったりする)。ただこの言葉のお陰で、ジュディス・ミルズに火が点くわけですが。

 とかなんとかで、偶にイヤミを悪気もなく言ってしまうラドウィグですが。しかし、彼の複雑で突飛な仮説とやらは分解していくと、ちゃんと辻褄が合う。そこがラドウィグの変なところ。要は彼の仮説を理解できる人間、つまり彼と同じ土俵に立てる人間がとんでもなく少ない、っていうわけなのです。

 たぶん作品の中でも、(ラドウィグのよき理解者であったペルモンドを除き)理解できたのは地頭のいいジュディス・ミルズぐらいでしょう。同じ場に居たアレクサンダー・コルトなんかは、考えることさえ放棄しちゃってますし。とはいえそんなジュディス・ミルズの理解も、まだまだ半分にも至っていないといったところかもしれませんが……。

 あっ、ちなみにジュディス・ミルズさんは「ESTJ」タイプです。イザベル・クランツ高位技師官僚も同じタイプ。アレクサンダー・コルトみたいな猛獣の手綱を握るのには、うってつけな性格タイプです。

 と、ジュディス・ミルズさんのことはさておき。

 そんなラドウィグのどこが一番凶悪なのかといえば「数多の修羅場を経て)社交性とスルースキルを身に着けた超オタク」というポイント。オタク野郎のくせにコミュニケーションに難がないどころか、随分と飄々としてるもんで、超社交的なマダム・モーガンやらアストレアを軽く躱せる技術も持ってるし、且つそう簡単には傷付かないタフすぎる精神を持っているし。地頭も良すぎる。

 そんじょそこらのエリートじゃアイツに太刀打ちできない強すぎるオタク。それがラドウィグです。

 また他者と自分の割り切り方に関して彼は、アレクサンダー・コルトも引くほど「エゲツねぇ……」とこがあるので、場合によってはアーサー以上に冷めた目で人間を見てたりします。怖っ。しかしリチャード・エローラ博士のとこで書いたように、INTPって道徳心が強いところもあるので、なるべく人を見捨てたりしたくないし、傷付けることもしたくないと考えています。そこでシビアな判断を求められて、クッ……!!と彼が下唇を噛んでいたのが、「アンセム・フォー・ラムズ」の②巻というわけです。相反している特徴のようで、でも上手~くバランスを取っているとこもまた、ラドウィグの奇妙なとこなんですよね。

 ただラドウィグによる、エドガルド・ベッツィーニに対する悪戯の数々は……――ね。気心知れた仲だから、というわけで! はい。

そういうわけで!


 こういう、自作の解説みたいなのも残しておくのは悪くないかな、って思ったので書いてみた。

 日本だとさぁ。「創作者は、自分の作品を解説すべきじゃない。あくまで作品の中で、表現したいことを書き尽くせ!」っていう意見が主流派だったりするんだけど(というか、この価値観?は19世紀後期~20世紀初期ぐらいのイギリスで生まれたとかいう説もある)。創作者である者の意見としては「いや、やってるんだけどね。でも、やっぱ補足はあったほうがいいでしょ?」って思うわけです。

 だって、作家としちゃ「作品の中で全部書いてる」けど。「どうせお前ら読者は、細部に気付かんやろ??(呆」っていうのを常々感じてるの。

 ごめん。これが本音なんだよぉ~。

 芸が細かすぎるのがいけないんでしょうね、きっと。……――と問題点はわかっているのだけれども、最近はあえて「芸をもっと細かくしていくか!+文章自体は粗削りすぎって言われたから、逆にもっと粗削りにしていくぜ!!」っていう方向に切り替えたので。こういう解説をそろそろ用意すべきかな、と判断したまでです。

 いや、だってあのW・B・イェイツだって言ってたよ。文筆家はどんどんそういう解説とか書いてけ(うろ覚えの抄訳)って。だから書く。

 まあ、そういう感じの解説第1弾でした。でもより詳しいことはやっぱり小説の中で書いてるので、そっちを読んでほしいし、そっちでできれば意図を汲んでほしいなーって思ってます。

0 件のコメント :

コメントを投稿

コメントは管理人に承認されてから公開されます。モラルのある発言をお願いします。