がっつりネタバレしていくでー。
刑事ルーサー S5
これで、最終回なんですかね?っていう終わり方だった。うーん。たしかにルーサーは際どいラインを責める人物ではあったが、今回のは完全にアリスのとばっちりを食らった感じが……。
なんとも言いがたい、後味やのぉ。
あと、ルーサーと「殺人を無罪にする方法」のアナリーズって、役柄がなんか似てるのよね。本人は何も悪いことしてないけど、周囲の連中がヤバイことやってって、常にその尻拭いに追われている、みたいな。むちゃくちゃ不憫すぎるw
96時間 ドラマシリーズ S1-S2
リーアム・ニーソンの映画シリーズのパロディ的なやつ。主人公の名前ブライアン・ミルズは同じだけど、ぜんぜん関連はないです。リーアム・ニーソン版ブライアン・ミルズと、ドラマ版ブライアン・ミルズは、同じ人物ってことにされてるっぽいけど、どう考えても別人です。
だって時系列あわないもん!! ドラマ版の若いミルズがスマホ持ってて、映画版の老ミルズがガラケーとかさ、どっかでタイムスリップ発生してるじゃん!!
しっかし、絶妙にリーアム・ニーソンに顔が似てないようで似てる俳優さんを見つけてきたもんだなぁ、と。そこには感心した。
というわけで両者は全くの別人として。取り敢えず、ドラマのブライアン・ミルズも悪くはないです。ただ、S2で打ち切りになってよかったんじゃないのかな。あれ以上広げたら、たぶん主人公の魅力もドラマの魅力もどんどんなくなっていったと思う。だいたい話のパターンが読めちゃうから。「あー、誘拐されるんでしょう? でも無事解決するんだもんね、ね?」って感じで。
つーか、S1 Ep1の時点でつまらなかったよ、十分。でも「出演がリーアム・ニーソンになんか似てるようで似てないけど、やっぱ似てる!!」っていう観点から、なんとなく楽しめた。
まあ、全部書き物をしながらの流し見だったんだけどね。でも結局、リーアム・ニーソンの方が好き。やっぱ「誘拐された知らない他人を、知らない赤の他人が救助する!」よりも「誘拐された娘を、怒り狂う父ちゃんが敵をバッタバタとなぎ倒しながら救助する!」ほうが王道で燃えるよね。
トレイン・ミッション(The Commuter)
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正直に白状しよう。「俺はリーアム・ニーソンが好きだ!」、と。
とはいえ、このシリーズの前作は見てない。飛行機のやつだったよね(飛行機系の映画は「エグゼクティブ・デシジョン」が至高だと個人的に思ってる。何故ならば、セガールが唯一不死身じゃない映画だから!!)。
で、感想は「うん、安心と信頼のリーアム・ニーソン」だった。くたびれた生保マン――なワケがないよな!
サスペンス映画とか、そういうのではないと思う。
ブラインドスポット S1-S4
オカンが見てた横で、書き物しながら流しで適当に見た程度なので、そんなに深いことは言えないが。取り敢えず、パターソンとデヴィッドが可愛かった。デヴィッド死亡後から病んで、その次の彼氏にはどえらい裏切りをされ、「ギィィィヤアァァァァァッ!!(発狂」からの開き直りパターソンも良き。
――主人公の二人? ( ^ω^)…………。
カート・ウェラーみたいな男って、なんか無理でね。「うぜぇ……」って思いながら見てた。主人公の片方であるウェラーがウザすぎたからか、あんまり集中して見る気も起きんかったです。
そんなこんな「ローマン役の俳優さん、どっかで見たことあるなー」って思ってたら、エージェント・オブ・シールドにリンカーン役で出てた人だったのね。ヒゲもじゃフェイスで、すぐには分からんかったわい。
あと、ザパタさん。彼女、やたら悲惨な目に遭いすぎじゃない? 悲劇のヒロインはジェーン・ドゥではなく、間違いなくザパタさんでしょうに。
ジェーン・ドゥの解剖(The Autopsy of Jane Doe)
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「ブラインドスポット」のジェーン・ドゥとは一切関係がない映画です。ホラー映画。
オフィリア・ラヴィボンドが出演してるって聞いたから、見たのだけど。彼女、全然でてないし「 な ん だ よ 、 そ の 退 場 の 仕 方 ! ! 」って久々にキレたくなるようなオチにガッカリでした。オフィリア・ラヴィボンドの無駄遣いやで、本当に。
あと、この映画はAmazon Primeだったから、よかったよ。これ映画館とかレンタルビデオだったら「金返せ!」ってキレたくなる映画だったもの。まあでも「時間を返せ!」とは言いたい。
なんかさ、解剖っていうから、もっと法医学的なツッコミがあるのかと思った。ただのホラー映画じゃん。ホラー映画としては、まあ、怖かったし、あのなんともいえない理不尽感によるカタルシスの無さは「制作陣の目論見が成功した」といえるのかもしれないけどさ。けどさ。
個人的には「求めていたのはコレジャナイ」感が、すごかった。ジェーン・ドゥの死因とかをさ、段階的に究明してくれるものだと思ってたわけですよ。そういうのは特にない。
「異常な死体の腹をかっ開いてみたら、死体に宿る怨念の理不尽な恨みを買っちゃって、結局みんな死んだとさ!」それだけ!!!
つーか、意味なく猫を殺すホラー映画はまじクソ。ダメ。絶対に許さない!
隔離(Solitary)
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10年前のB級映画だそうな。でもB級のわりには頑張ってる作品だと思う。けどやっぱり演技がB級だから、そこが見ててつらかったな。あと字幕が独特すぎて。奇妙すぎる字幕を楽しむだけでも、まあ面白い映画かもしれない。
それで中身の方はというと、「広場恐怖症っぽい主人公の話」って思わせる導入で、途中まではサイコホラー的な感じだったけど、蓋を開けてみたらM・ナイト・シャマラン系だった。シックスセンス的な、そういう感じ。
要するに……――この映画の主人公って、錯乱したような夢の世界にずっと閉じ込められている状態なわけで。それにまつわる諸々の話とエンディングは、ちょっと考えさせられたわ。
この映画はわりかしオススメです。字幕がヘンテコだけど。
スプライス(SPLICE)
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冒頭に出てくる奇妙な人工生物が、男性のペニスと蛆虫を合体したような異様なクリーチャーにしか見えませんでした。もうそこから「気持ち悪っっっっっ!!!!(爆笑と困惑のミックスされた異様な感情」って感想しか抱けず、続きを見れなかった。
無理だよ。あんなのを出だしから見せられちゃ、抱腹絶倒しかできん。
ハウンター(Haunter)
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ループもののホラー映画です。ホラー映画多いな、最近見たやつに(尚、だいたいオカンの趣味。なぜならリモコンの選択権がオカンにしかないから)。
M・ナイト・シャマランの「サイン」に出てた子役が、主人公のリサを演じてたみたいですね。心なしか、展開もシャマランちっく……?
よく「幽霊に憑依される系のポルターガイスト映画」はあるけど、これは「邪悪な悪霊によって強制的に家に縛り付けられている亡霊一家が、現在の家の住人に憑依して、邪悪な悪霊を退治する映画」っていう感じ。切り口は斬新だった。
主人公のリサが「自分はもう死んでる」ってことに気付くまでは、見ている側も「???」な感じだったけど、そこが明かされてからのスタタタタターンッはすっきり。最後はカタルシスで終わる爽快なホラー映画でしたよ。
アス(Us)
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社会派ホラー映画です(尚、これは自分で「見たい!」って思ったやつ)。
社会派ホラー映画ってなんやねん、って最初思ってた。だから気になったんだけど。で、途中までずっと「社会派ホラー映画ってなんやねん。……だけどスプラッターが良き良きですわ」だった。ただ、終盤で「これは社会派ホラー映画!!」ってなった。
これは、闇の塊だった。ホラー映画的スプラッターな恐怖もそうだけど、社会の縮図の闇がさらに凝縮されたって感じ。ダブルパンチの「怖っっっっっ!!」だった。
たいていのホラー映画って「怖かった。けど最後は爽快で面白かったね」で終わって、ですぐに忘れちゃうんだけど。これは10年後でも覚えてそうなホラー映画。上のハウンターなんかは10年後に覚えてる自信はないけど(だからこうして備忘録を残してるんだけど)、これは簡単には忘れられないインパクトがありすぎますわ。いろいろと。
いやー……後味が悪すぎる。地上世界の終わりしか見えないエンディングだった。
この映画はぜひ観てほしいので、ネタバレを敢えて書かない。Amazon Primeで見られるうちに、見てほしいです。ぜひぜひ。
同監督の映画「ゲット・アウト」も今度見てみたいって思いましたわ。まだ手を出していないのだが……。
The Little Stranger
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刑事ルーサーでイカれぽんちの妖艶美女アリスを演じてたルース・ウィルソンが、色気ゼロな豪快おばさんを演じてるし。ハリー・ポッターでは、ロンのイケメン兄ちゃんを演じてたドーナル・グリーソンが、メンヘラ気質で目が死んでるやばいお医者さまを演じてる映画。これもホラー映画だったね(白目
ただ、他のホラー映画と違って、淡々と進んでいく感じ。幽霊が~とかじゃなく、最終的には主人公のDr.ファラデーがヤバイっていう映画だった。
思い出とかにこだわったり、何かしらの物や過去に強い思い入れを抱く人物って、例えどんな成功者だったとしても優しかったとしても、その精神性が怖いなぁって感じましたね。こういうタイプの男はマジで無理だわぁ、と。
そんなヤバイ主人公が過去に置き去りにした「狂気」が、自立して行動していて、悪さをしていたっていう話なのだけど(たぶん)。視聴後しばらくしてから、遅れてゾワゾワくるって感じだった。
幽体離脱説も浮かぶけど、二重人格の線もあるわけで。明確な答えはないからこそ、怖っっっっ!!ってなりました。他の俳優陣もさることながら、ドーナル・グリーソンの演技がやばい! マジで頭がやばい人にしか見えんかった!
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