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コスパ最強の液タブ「Artist12 (XP-PEN)」を超お勧めしたいという話。

 ご高齢の板タブ「Intuos2(2010年ぐらいに未使用品をハー〇オフで買い、10年ほど使用した。2001年ごろのモデルで、まさかの我が妹と同い年のペンタブ)」から液タブ「Artist12」に切り替えてから半年も経ち、色々とこの液タブについて掴めてきたので、ここいらで記事にでも纏めようかと思います。

 ※まず先に……

  • アフィリエイトものではないので、安心してください。そのようなリンクも仕込んでいませんので、リンクをクリックしても大丈夫です!
  • この記事の対象者は「デジタルイラストに興味があるけど、液タブか板タブかで迷っている人(もしくは、板タブだの液タブだのっていう違いすら分かっていない段階の人)「趣味でデジ絵を描いていて、液タブに憧れているけど、Cintiqなんて高級品は無理~!ってな人」です。
  • プロのイラストレーター、および金に余裕のある方は「Wacom Cintiq Proシリーズ」を買った方が良いと思います(結論)

目次

液タブが「手の届かない高級品」な時代はもう終わってたみたいです。

そもそもの話。「ペンタブ」と「液タブ」と「板タブ」、「PC一体型ペンタブ(タブレットPC)」とは?

「ペンタブ」と「タブレットPC」

「板タブ」「液タブ」「2in1」「タブレット端末」「一体型ペンタブ」

板タブ(ペンタブレット)

2in1 PC

タブレット端末

一体型ペンタブ

本題: セール時なら1万円ちょいで手に入る液タブ「Artist12」は十分使えて、コスパ最強

「Artist12」を買うなら、揃えておきたいものたち

液タブが「手の届かない高級品」な時代はもう終わってたみたいです。

 「液タブ(液晶ペンタブレット)」というもの自体は、2000年ぐらいからあったようですが。広く一般に「液タブ」ってものが知れ渡るようになったのは、2011~2013年ぐらい。Wacomの「Cintiq 24HD」が出た頃だと記憶してます。

 あの頃のCintiqって「クッソ重いし、クッソ高い!!」ってイメージがあったんですよ。たしか1機30kgで30万円ぐらいしたはず(今では中古品が6万円ぐらいで売られているようですが、重いし、すっっっごい熱くなりやすいという欠点もあるため、購入はあまりお勧めしない)。――まあ、今も最上位モデルではそれぐらいの値段はするらしいっすね。重量の方はだいぶ改善されて、現在は7~10kgぐらいに収まっているそうですが。

 そんなこんなで10年前、まだ小中学生だった頃は「すっげー、あんなの欲しいなー。でも高いなー」って思いながら、家電量販店に並ぶ液タブを見ていたものですが。そんな液タブを今、自分は使ってます。

 といっても、去年のAmazon ブラックフライデーの時に買った1万円ちょいの「Artist12」だけどな!! Artist12 Proですらない、無印の廉価版だから安かったんだ!!

(ちなみに。「Artist12 Pro」はお勧めしない。そいつを買うぐらいなら「Artist 12(無印)」が良い。1万円近くも値段が違うものの、そこまで性能に差が無いからだ。傾き検知の有無ぐらいしか性能の違いがなく、そこは絵を描くうえでさほど重要な点でもない; 傾き検知機能は使えるに越したことはないものの、しかしペイントソフトもしくはブラシがその機能に対応しているかどうかに依るし、さらに対応しているどのペイントソフトも「Wacomペンタブの傾き検知」を前提にしているフシがあり、wacomでないメーカーの傾き検知は不具合がぼちぼち発生するらしいので……。それでいて、「Artist12(無印)」「Artist12 Pro」両者の色域は同等。となると、わざわざ+1万円のPro版を選ぶ利点がない)

 そんな感じで、今では10万円以下の価格で液タブが手に入るようになっています。安いものだと1.5万円ぐらいから、それなりに良いものだと8万円ぐらい。ぼちぼちだと3~4万円ぐらいで、液タブを購入できるようになっているのです。

 やはり性能では天下の「Wacom Cintiq Proシリーズ」に劣り、Adobe RGBカバー率が低かったり、ラグがあったり、ストロークのケツに謎の液溜まりができたり等、妥協しなければならない点もありますが。それをご愛嬌として受け入れられるのであれば、格安の液タブっていう選択肢は全然「アリ」です。というか、趣味絵描き人やデジ絵初心者には、超オススメしたい選択肢でもあります!

 廉価の液タブを出している主要メーカー、およびブランドは以下の通り。

 Wacom以外は中華ってのが、人によってはネックになるかもしれない。「どうしても中華は嫌だ!」っていう方は、Wacom一択になるかと。

 まあWacom製のペンタブを買うと、クリスタが付いてくるから、そういう面では一番ベストな選択肢ではあるのかもしれない。他のメーカーの場合、使い勝手の悪いうえに日本語のHow toが少ない海外製ペイントソフトが付いてくる場合が殆どなので。しかしカスタマーサポートの評判はすっごく悪いですがね~。

 んで、Wacom以外のメーカーですが……。

 概ね、カスタマーサポートの評判はいいです。が、それは裏を返せば「カスタマーサポートのお世話になる確率が高い」ということ。初期不良を持った外れくじを引く割合が多い、ってことですね(検品コスト省いて安さを実現しているので。あと、誰かが返品した不良品が再度売りに出されて、また返品になるっていうパターン)。ただ不良品が届いたとしても、カスタマーサポートに連絡を入れればすぐに取り換えてくれるとのこと。

 とはいえ、自分はXP-PENのペンタブを2機持ってるんですけど、どっちも初期不良とかは特になく、普通に使えているので。あんまり身構える必要もないと思います。

 そんな感じで、中華の廉価ペンタブは「どのメーカーが頭一つ抜けてる」とかも特になく、どれも同じような性能で同じようなカスタマーサポートってな感じなので、付属ソフトとか、そういう「好み」で選んでもいいんじゃね、と思います。


(因みに。液タブのレンタルサービスがあったりします。ここです。アフィリエイトリンクではないので安心してくださいね。こういうサービスで液タブを試してみてから、購入するってのも良いんじゃないんでしょうか)


そもそもの話。「ペンタブ」と「液タブ」と「板タブ」、「PC一体型ペンタブ(タブレットPC)」とは?

 今さらって感じもしますが、「ペンタブ」「液タブ」「板タブ」「一体型ペンタブ」といった言葉の意味が分からない方向けに、解説を挿んでおきます。

 まず、上述の単語たちの関係性はこうです(尚、適当に割り振ったので正確ではない)。

いや、なんのこっちゃねん……(⊙_⊙;)


 ……ってな方向けに、より詳細に書いてみると、ざっとこうなります。

「ペンタブ」と「タブレットPC」

  • 「ペンタブ(ペンタブレット)」は入力に特化したデバイスの総称。カーソルを動かすマウスの代替品のようなもので、タブレットを介してペンで操作を行う。マウスと同じく、入力先のデバイス(PCやスマホなど)がないと、ただの文鎮と化す。
  • 「タブレットPC」は、簡単に言うとiPadやSurfaceといった精密機器のこと。液晶をタッチすることで操作できる端末の総称

「板タブ」「液タブ」「2in1」「タブレット端末」「一体型ペンタブ」

 「板タブ」と「液タブ」は兄弟ですが、「2in1」は別物で、「タブレット端末」もまた別物。そして「一体型ペンタブ」ってのは、2in1に含めても良いけど、性能が圧倒的に劣る為、どう割り振ったらいいのかがよく分からない存在です。

板タブ(ペンタブレット)

PexelsのAldo Picasoによる写真

 古くは単に「ペンタブレット」と呼ばれていたものの、現在では「液タブ(液晶ペンタブレット)」と対比して「板タブ」と呼ばれることが主流になりつつあるのがコイツです。

 なぜ「板タブ」なのかといえば、↑の写真のとおり。画面などない、板っぽい端末を使うからです。あと、入力先のPCが無ければ、役に立たないただの板になります。それもまな板にするにはちょっと耐久性が無い、残念な板になります(因みに。性能は微妙なものの、まな板っぽい見た目をした面白い板タブもあります)。

 そんな「板タブ」は、↑の写真の人のように「目の前のモニターをずっと見ながら、手元においたタブレットの上にペン先を滑らせて、カーソルを操作する」っていう感じで使用します。基本的に手元は一切見ません。

 最初こそ取っ付きにくく感じられますが、慣れると操作はどうってことなくなります。だって、マウスを操作するときって手元を見ないじゃないですか。慣れてくると、板タブもああいう感覚になります。

 利点は、色塗り作業に適していることですね。特に厚塗り系・油絵系といった、立てたカンバスに描きこんでいく系統のタッチを再現するイラストは、板タブのほうがやりやすいと思います。

 あと姿勢にもよりますが、液タブよりかは首が疲れません。それから、下記のペンタブと比較すると唯一「発熱しない」ペンタブでもあったりします。あと充電不要、電源不要なものが多いので、コードがごちゃごちゃしている状態がイヤーーーーーー!ってひとにはお勧めしたい機種でもあります。USBポートにブスッと挿して、ドライバーをインストールすればすぐ使える、っていうお手軽さが利点です。

 それから板タブは、液タブに比べて価格が安い傾向にあります。板タブの最上位モデルは、現在では6万円ぐらいで手に入りますし。最低限の機能を搭載した安いモデルでも、4000円ぐらいで入手できます(1000~2000円代の板タブは筆圧感知機能が無い、お絵描きには適していない筆記専用のモデルであることが殆どなので、要注意)。

 難点なのは、線画が書きにくいこと。これも人に寄るかもしれませんが、個人的には「板タブで線画を描くのは難しい」と感じます。こっちは液タブが強いですね。

液タブ(液晶タブレット)

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 板タブとは異なり、画面を描画領域に表示して、その画面に直接描きこめる形式をとっているのが「液タブ(液晶タブレット)」です。

 見た目こそiPadとか、そういう雰囲気ですが。しかし「液タブ」には重要なポイントがあります。それは板タブ同様「PCに接続しないと、ただの板になる」ということ。液タブだけを買ったところで、PCが無ければこいつは使えません。ただの入力デバイスなので、これ単体では意味がないんですよ。

 手元の紙に書くような要領で、デジ絵が描けるっていうのが一番の魅力。なので線画を多用する絵とか、漫画を描くのに向いてます。漫画をメインで描きたい人は、板タブよりも圧倒的に液タブのほうがいいです。

 あとサブモニターとしても使えます。それにゲームにも使えます。ハードなFPSプレイヤーの中には、左手でキーボードを捌きつつ、液タブの画面を見ながらペンで視点操作する、みたいな変わったプレイをする人もいるみたいっすよ。

 んでデメリットは、長時間使用すると熱くなることですね。卓上ファンとか、冷やす設備が必須。卓上ファンに加えて、ラップトップPC用の冷却パッドとか買うと良い。あと、夏とかに日焼けを気にする人とかが外で着用している「冷感アームカバー」とかもあった方が良い。最悪、布巾とかを液タブと腕の間に挿む必要はありますね。でないと低温ヤケドする場合があります。

 それから液タブは給電が必須だし、hdmiも必須だし、そんな感じでケーブルがごちゃごちゃします。あと、そういうガジェットに関する最低限の知識も必要です。なので「hdmiってなに?」みたいな人は、USBポートに接続するだけで使える板タブを買った方がいいかもしれない。とかなんとか、液タブって便利だけど、慣れないうちは特に「液タブを使用する」までの作業が煩わしいし。あとコード類がかなり邪魔くさいです。

 それから、ずーっと俯いた状態で絵を描くことになるので、首が疲れます。板タブの比にならないレベルで疲れます。首ががちごちになるので、おまけに目もやられます。ひどい頭痛のタネになるかもねw

2in1 PC

microsoft-surface-pro-3-exp

 「2in1 PC」は、Surfaceとかに代表されるようなタイプのPCです。キーボードを付けてラップトップPCとしても使えるし、キーボードを外せばタブレット端末として使えるPCのこと。

 最近の2in1 PCはだいたい専用のスタイラスペンがあるので、そのスタイラスペンさえ買い足せば液晶タブレットの要領でお絵描きもできるようになります(スタイラスペンを購入時に含めてくれるPCなら良し。別途購入のものはクソ高いことが多い)。液タブと異なり、これ一台で完結できる点が強みですね。

 ただ、すぐバッテリーが切れるというデメリットがあります。さらに熱くなりやすい。

 あと、お絵描き時は大抵のひとはキーボードを外すと思うので、その際にショートカットキーが使えないのがネックかも。左手デバイス(ペンタブ専用の左手デバイス「ExpressKey Remote」や「TABMATE」や「AC19 Shortcut Remote」とか、PCゲームもやりたいなら「ゲームコントローラー」を買って「JoyToKey」で割り当ててしまうとか、または「Tartarus V2」のようなキーボード+ジョイスティックのような左手デバイスを買うとか、やり方は色々とある)とかを買い足すと良いと思います。

 それから、2in1 PCのスタイラスペンは↓の「タブレット端末」と同様、充電式が殆ど。だいたい1時間ぐらいの仕様でバッテリーが切れちゃいます。あまり長時間ぶっ続けでお絵描きができない、というデメリットはある。

 電池式のスタイラスペンもあるものの(日本製の電池式スタイラスペンは単4電池が主流。ただし、海外製というか大半の電池式スタイラスペンは単6電池を採用している。この単6電池は近くの家電量販店では手に入らないため、注意が必要)、結局本体そのものがすぐにバッテリー切れしちゃうもんだから、やっぱり長時間お絵描きはできない。集中力の鬼タイプは向かないかもしれません。

タブレット端末

PexelsのIvan Samkovによる写真
 iPadがCMでも頻りに「ペンさえ買ってくれれば)これ一台でお絵描きできるようになるよ!」ということを売りにしているように、タブレット端末でもお絵描きは可能です。あのバカ高いスタイラスペンさえ買い足せば、ですけども高いし、充電式だし、クソ仕様だよな。ほんとクソ林檎ですわ。

 iPadに限らず、Andoroid OS(Marshmallow以降。Lollipop以前は対応していない)搭載のタブレット端末、またAmazonのタブレットであるFire HDでも、機種によってはお絵描きが可能になります。ただこの場合、Andoroid対応で且つ筆圧感知機能付きのスタイラスペンを買うか、Andoroid対応の板タブを買うか、その二択になります。

 個人的にお勧めするのは、画面に直接描きこめるスタイラスペン……――ではなく、板タブのほうですね。別途OTGアダプタが必要になりますが、こいつはすごく便利です。

 「XP-PEN: StarG640S」はOTGアダプタも本体についてくるので、特におすすめ。ペンもタブレットも充電不要なので、いつでも使えます。

 ただし、この「タブレット端末」にはお絵描きするうえで致命的な欠点があります。それは「データのやり取りが容易でない」ってこと。

 AndroidやFire HDは、PCに接続すれば中のデータをぶっこ抜くことができるため、タブレットの中から画像データを取り出すことができますが。iPadもといiPhoneはそこいらがブラックボックスになってて、容易にはできません。っていうかほぼほぼ「できない」と言ってもいい。できないことはないけど、ひどく面倒くさい。

 趣味絵描きで「SNSに描いた絵を上げるだけ~」の人なら、それでもいいと思うものの。将来的にプロ絵描きを目指すなら、タブレット端末でのお絵描き、というかiPadはマジでオススメしない。データのやり取りがとにかく不便なので、仕事には向いてません

 デジタルイラストでお金を稼ぎたいなら、悪いことは言わないから、PCを買え。iPad版クリスタのクラウド機能だって、iPadとは別にクリスタ搭載のPCを持っていることが大前提の機能なのだから。

 PCも持ってて、更にiPadを使うのなら、これは全然アリ。しかしiPadだけですべてを完結させるプロ絵描きを目指すのは、本当にやめるべきだ。

一体型ペンタブ

 んー、これはイマイチ分からない。PCとしても使える液タブだけど、PCとしては微妙でウーンってやつ、

 「液タブを作ったけど、なんか筐体の中にスペースあいてたから、いろいろ積んでPCにしてみたよ!」的な、2in1 PCの出来損ない的なものが多い印象がある。中華のやつだとね。

 天下のWacomも「MobileStudio」という一体型ペンタブを出しているのですが、これも評判はそこまで良くない。異様に熱くなるのでファンが必須とか、adobe RGBカバー率が値段の割にはあまり良くないとか、2~3年使うとバッテリーが膨張するとか、コストパフォーマンスが良くないとか。

 アホみたいに高い金を出してこんな代物を買うぐらいなら、2in1 PCを買うべきです。「ASUS: Chromebook Detachable CM3」とか、評判いいらしいっすね。

本題: セール時なら1万円ちょいで手に入る液タブ「Artist12」は十分使えて、コスパ最強

 さて、ここまで読んだあなたはこう思うかもしれない。――中華の廉価液タブはどれも大差ないんでしょう、だったら何を買ってもいいいじゃん?

 しかし、なぜここで「XP-PEN: Artist12」を推しているのか。その理由はひとつ。

まともに使える廉価液タブの中で

一番安いモデルだから!!!

 だって、黒金デーとか、Am○zonサイバーマンデーとか、そういったセールのときには2万円を下回る液タブですよ?!?! それで、普通に仕事はしてくれるんですよ?!?!

 こだわりが無い液タブ初心者なら、これはベストな選択肢じゃないですか! それにArtist 12はペンの沈み込みもそこまで気にならず、遅延もなく、さらにPCから給電できるので液タブ用の電源を用意しなくていいんですよ! 十分すぎるぐらいには、十分な性能を持ってるじゃないっすか!

 唯一のネックは、画面および描画領域が小さいこと。A5サイズぐらいの大きさしかない。が、これが苦にならないならば、Artist 12は全然使えます(自分はもともと使っていたIntuos2の描画領域もA5ぐらいだったので、さほど苦にならず乗り換えできたクチです)

 ああ、それと少しだけ視差の問題がある。ペン先の下に、必ずしもカーソルが来ることが無い、っていうヤツ。でもズレたってほんの少しだけだし、その程度の誤差は慣れればどうとでもなります。そう慣れれば。結局、使ってりゃいつか慣れるから問題ない(暴論

 そして、使用感は以下の通り。

William Waterhouse - The Lady of Shalott (1888)
ウォーターハウスの絵はすごく好き。
写実的な自然描写の中に宿る情景や寓意表現、これがたまらん。
 

 カラーだと、こんな感じ。液タブのほうは、色味がやや青紫っぽい。

モニターに映った絵の線がボケているのは、
撮影時に設定をミスったからです。
モニターに問題はありません。
某作の挿絵。描き途中です 

 モノクロだと、より青紫っぽさが分かるかと思います。

 ただ、この色味の問題はキャリブレーションという作業をすれば解決するのですが(リンク先のFAQでは「複製モードにおいて~」とありますが、実際には「拡張モードにおいて~」です。ここ大事)。しかし、そのためにはディスプレイを「拡張モード」にしなくてはならず、これが……――うん。

 自分は「どうしても複製モードが良いんだァァァッ!!」ってタチなので、この色味の差は諦めて受け入れています。だって、色を塗るときは液タブじゃなくモニターでチェックすればいいだけだし。

 色の問題さえ妥協できれば、別にどうってことなく使えます。

 そう。最安の液タブだと侮るなかれ! こいつ、それなりに普通なんだぞ!! 普通に仕事はしてくれるんだ!

 同じ額を出すなら、木製のまな板 板タブを買うよりも、断然コッチをお勧めしますね。

「Artist12」を買うなら、揃えておきたいものたち

 んで、ここからは完全にレビューでなく雑記。

ヒエログリフなコースターの存在感

 いやはや、液タブは使っていく上で色々とブツを求められる。あれを買い足さなければ、これがないとキツいや、などなど……。

 少なくとも、卓上ファンは必須ですね。横から液タブに風を送らないと、熱くなって絵が書けなくなるし、最悪の場合は自分の腕が低音やけどになっちまうから。あとスタンドもあったら良い。

 そんなこんなで道具をそろえて、今はPC机の上がこんなことになってます(※ここに普段、更にmidiキーボードとゲームコントローラー、ヘッドフォン、それと乱雑に投げ捨てられた手のサポーター×4、読み途中の本×Fewが加わる。とてもカオス)。

 卓上ファン(LPM-1081U)は、10年ぐらい前のやつ。音がすごくうるさい……――が、それ以上に窓用エアコンのほうがうるさいので問題なし!(

 この卓上ファンはオカンがDynabookという名のゴミ(これには「ぱらちゃん」というクッッッッッッソいらないプリインストールが付いてきていた。そしてすぐ壊れた)を使っていた頃、そのDynabookを冷やすためにオカンが買ってきたやつっすね。これを先日、家の掃除中に発掘したので、使ってます。

 んで、いかにも雑な性格がにじみ出ているって雰囲気なタブレットスタンドですが(IKEAのやつ。Isbergetです)。上にペタペタと貼ってある滑り止め(たしか百均)は、液タブの滑り止めであり、同時に液タブとタブレットスタンドの間に隙間を作る役を果たしてます。そこの隙間に、卓上ファンの風をピューッと送り込んで液タブの裏面を冷やす、っていう感じ。効果があるかは分からないけど、やらないよかマシかな、っと思ってそいつを貼ってます。

 そしてタブレットスタンドに描かれている謎の絵は、妹による落書き。ちなみに、貼り付けられたメモ紙に描かれた怪しいネコ(尻尾がピーンッと立っていて、その尻尾の先から謎の電波を発している)の絵を、最近あいつはグッズ化したようです。

ワイファイではない、ウィーフィー

 タブレットスタンドの落書きは、妹いわく「スタバの店員風 ~ニコちゃんマークを添えて~」とのこと。

 ただ、あの可愛い絵も液タブをスタンドに載せたら最後、すっぽり隠れちゃうので……。そこがちょっと残念。

 そして、このタブレットスタンドの便利な点は、内側に物を入れられるということ(ォィ

メガネケース×2

 いつもここに眼鏡ケースを入れてます。便利。なので、IKEAで売ってるこいつをお勧めしたい(着眼点がどこかズレてるような気がしなくもないけども……)

 そういうわけで、卓上ファンとタブレットスタンドは必要。これは絶対に買ったほうが良い。

 あと自分はアームカバーも、液タブ使用時には右腕にだけ填めてます。これもオススメ。

 二本指グローブとかいうものも以前流行ったし、実際にArtist 12を買ったら二本指グローブは付いてくるんだけど。でもそんなグローブよりもアームカバーのほうが良いと思います。それかいっそのこと、オペラグローブぐらいに長い手袋。

 夏場は特に、ペンタブの描画領域に肌がベタベタッとくっついて、不快になるし、汗とか皮脂で汚くなるんですよ。けどペンタブを使うたびに、いちいちアルコールで拭くのも面倒臭いし(板タブ時代は、これを週1でやってた)。だから、アームカバーを装着するんです。そもそも肌をペンタブに接触させないために。

 それに、液タブの場合は低温やけど対策にもなるから、アームカバーはあったほうがいい。これも、液タブを使うなら購入を検討してほしいものですね。

 そんで、必須とかではないけど、個人的に気に入っているからお勧めしたいのが「プニュグリップ」。何を隠そう、あのクツワさんの「プニュグリップ」です。

 Artist 12のペンは、ラバーグリップがついてこないんですよ。むき出しのプラスチック。なので、ずっと使ってると痛くなる。自分の場合は、ね。

 それで「このままじゃペンだこできるぞ……」と思い、買ったのがプニュグリップだった。

 書き心地は最高。だけどペンのショートカットボタンが使えないのが難点ではある(自分の場合はそもそもボタンを使わない人種だったので、問題なかったが)。Artist 12に限らず、ペンタブのペンが持ちにくいって方は、このプニュグリップの中にペンを強引にブッ刺すと改善するかもしれませんよ。

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