本題の前に。
新作LINEスタンプ登場。そして、空中要塞アルストグランのLINEスタンプtake2を現在準備中。第1弾では泣く泣く省いた、主要なメンツ(アイリーンやニール、ペルモンド、ジュディス等)を追加予定。
それでは、以下本題です。
最近、Amazon Primeにオカンが登録した関係で、Amazon Prime Videoを見始めた。
そんなわけで、ようやく……
オカンと二人でここ数日、一気に見て。超面白い。正直に言うと、期待値を遥かに上回っていた。
んで現在、シーズン5の半分が終わったところかな。まだまだ先が長いねぇ。
と、そんなこんなで。率直な感想を書いてみる。超面白い、以外の。
(以下、ネタバレになるかなぁ?と思しき個所は白文字にしました。適宜Ctrl+Aで反転してくださいまし)
ゴア表現がすごいのは、噂で聞いていた。過激なゴアに、特に何も感じはしないので、そこは別に良いのだけれど。
過激なエロは聞いていなかった。
これはもはやポルノ映画か……?と思うレベルの、際どいを通り越して潔いシーンが盛りだくさん。これは有料ストリーミングでしか放映できないね、っていう内容だね。
娼婦役だろうと、そうでなくとも、みんな脱ぐ。すぐ脱ぐ。男も女も、すぐ裸になる。
男女同士もさることながら、男同士も、女同士も、盛りだくさん。守備範囲が無駄に広い。そこは特に求めてないんだけれども。
んで、セックスシーンの中に大事な台詞が盛り込まれる率のなんと高いことか。スキップできない。
無駄なセクシーシーンが多い駄ドラマとして名高い「クワンティコ」とかは、ガンガン飛ばしまくってたんだけどね。このゲーム・オブ・スローンズは、セクシーシーンさえ無駄じゃないので飛ばせない。
ただ無駄とおぼしきセクシーシーン(ベイリッシュ公の娼館で、娼婦同士のやつとか)は、飛ばしまくってましたけどね。
ゲーム・オブ・スローンズは、面白いんです。でも、その時代頃の設定だから仕方ないんだけど……全体的に、モブ系女性の扱いがひどいですね。んで、モブじゃないけど主役級人物であるサンサの扱いは論外。っていうかサンサの境遇、酷すぎるでしょ!? まあ、その分だけサンサも逞しくなってるけどさぁ?!
とはいえ。暴力が主題の物語だから、しゃーないんだけど。だからこそ、ボーイッシュであり、運と自力で道を切り開いていく女の子アリアが異彩を放っていて、魅力的な訳なんですがね。
ゴアでハードコア、それがゲーム・オブ・スローンズ。なので見る人を選ぶでしょう。血が無理な人とか、女性が過度に虐げられる描写が嫌いな人とか、セクシーなシーンを忌避する人とかは、たぶん無理。
主役級、モブ級を含め、だいたいクソです。
近親相姦のジェイミー&サーセイ姉弟は、シーズン1の第1話にて初っぱなからやらかすし。サーセイはとにかくクソ人格だし、ある意味においては(根は善人のようだが、何かが欠けてる)ジェイミーが哀れだし。そんで、その二人の息子で長男ジョフリーは怪物でしかないし。
ラニスター家は、ティリオン以外は、もうメチャクチャ。父タイウィン公に始まり、ジェイミー、サーセイ、従弟ランセル(お前どうした?!展開があるものの)……。ひどいもんです。ティリオンが唯一の、ラニスター家の良心。
ティリオン好き。まじティリオン好きです。
故にティリオンを裏切ったシェイはクソ!!!!
そしてデナーリス。聖人ヅラした大虐殺ガール。正義の名の下に大殺戮を繰り広げる、実質的ヒロイン。狂っている。やっぱターガリエン一族は頭がおかしいのか。さすがは狂王の娘というべきか。偽善国家アメリカの体現者っていう感じがすごい。
その他にも、血塗れ結婚式のフレイ公&ルース・ボルトン公に、ジョフリー超えのサイコパスでクソ・オブ・クソのラムジー・ボルトン(そういやラムジー役の俳優さん、マーベル製では激レアといえるどうしようもない駄ドラマ「インヒューマンズ」でもサイコパス役やってたな……)。野人のクラスターに、マウンテンとか。
挙げきれないぐらいクソがいる。クソ人格多すぎ。でもそれがゲーム・オブ・スローンズ。最高。
それに比較的マシといえるスターク家の面々も実際、シーズン1で早々に殺された真面目すぎる父ちゃんエダード公と、初っぱなからサーセイ&ジェイミーのせいで大怪我した次男ブランの他は「うん、うーん……」だし。
っていうか、エダード公は偉大すぎた(だから殺されたんだろうけれども)。絶対、ジョン・スノウの件も嘘でしょ? 「ジョンはエダードの落とし子」ってことになってるけど、S5でベイリッシュ公がサンサに語ってた話から察するに、ジョンは「(エダードの妹)リアナと、レイガー・ターガリエンの子供」である可能性が高いよね?? だとしたら自ら汚名を被ってまでジョンを守ったことになるでしょ、エダード公は。父ちゃん偉大過ぎるでしょ!! ただそうすると、事情を知らないキャトリンが少々不憫であるような気が……。
まあ、父ちゃんエダード公はさておき。他のスターク家の面々の話をすると。
母ちゃんキャトリンと長男ロブは自業自得で、男運の無さすぎる長女サンサも最初の不運は自業自得で(ただしその後はベイリッシュ公に影響された?鍛えられた?のか、強かになりつつある)、次女アリアに至っては「人殺し、楽しい!」になってるし(ただゲーム・オブ・スローンズで最も逞しい人間なのは彼女だろう)、末子リコンは、リコンは……印象に、ない。影薄いよね、リコン。
そしてスターク家の一員で、エダード公の落とし子(?)ジョン・スノウ。あいつはなかなかのクソ。どういう神経をしていたら、野人に両親を殺された少年の前で、その少年の親を殺した野人の女の死体を抱きしめ、泣けるのか……。
ジョン・スノウ役&イグリッド役の俳優さんらはマジの夫婦のようですが。現実の彼らは「末永くお幸せに!」として、イグリッド死亡シーンは個人的には「よくやったぜ、ガキんちょ!」って思ったりもしたw
それからスターク家の居候、シオン。あいつも何だかな~って感じではあるものの、ラムジー登場後はただただ哀れでしょうがない。
んー、もうね。クソばっかなのよ。どこもクソで。もはや潔い。マシな登場人物は本当に少ない。
辛うじてマシなのが、宦官ヴァリスとティリオン、サー・バリスタン。そんぐらいだろうか。ぐう聖はポドリックとブライエニーぐらいしか思い浮かばん。
うん、そうだね。一番高潔なのはブライエニーか。最も作中で騎士らしい騎士が、女性である彼女であるのも、ゲーム・オブ・スローンズの「なんだか新鮮だよね」と思えるポイント。そんなブライエニーも好き。
それから、ロラス&マージェリー兄妹+オレナ婆やも好きだ!
男色家ロラスの奔放すぎる下半身により起こるシーンは、スキップ必須(ゲーム・オブ・スローンズにしては珍しく、ロラスが脱ぐ時はだいたいしょうもない重要じゃないシーンが多いので)。ただ彼は何も悪いことはしてないし、性格もゲーム・オブ・スローンズにしては珍しく、さほど腐ってないまともな奴なのだけれども、サーセイの「あいつ(=ロラス)と結婚なんて真っ平ごめん!」っていう理由だけで、やべぇ宗教連中に捕まり、投獄されちまうのは、ちょっと同情してしまうね……。
そして妹マージェリーは普通のドラマなら、権力志向で忌み嫌われる八方美人系クソ性格女だろうけれども。ゲーム・オブ・スローンズにおいては「ジョフリー王よりマシ!!マージェリー王妃万歳!!」っていう理由だけで好感度爆上げになるから。しゅごい。そしてマージェリーがじわりじわりと悪女サーセイから権力を奪い、サーセイを追い詰めていく姿は爽快もの。
それからオレナ婆や。彼女もシレッとジョフリーを毒殺してるし。兄ロラスはさておき、マージェリーとオレナ婆やの二人は強い。でもマージェリー、いつかサーセイに殺されそうだなぁ……(今はまだ「雀とかいう宗教団体が、武力を手に入れた!」からの「マージェリーの兄ロラスがいなくなったぞ!」っていう話まで観終わったところなので、この先どうなることやら……)。
また、トリックスター的なベイリッシュ公も、クソだしクズだけど、なんか良いのよね。妙に人間くさい感じがさ。ベイリッシュ公はティリオンと並んで、最も好きなキャラの一人であったりもする。
とかなんとか、登場人物はクソばっかだけど、そのクソばっかなのがゲーム・オブ・スローンズの最大の魅力。
なお個人的な推しは、(ティリオンとベイリッシュ公を除くと)アリア&ハウンドの漫才コンビになります。ハウンドとの別れた後、アリアの「殺しのリスト」からハウンドの名前がひそかに抜けてた際には「あっ……!」ってちょっと感動したりもした(が、それは単に彼女が「ハウンドは死んだ」と思っていたからなのか……?)。
全CGのビッグなワンちゃんたち(スターク家のダイアウルフ6兄弟)が可愛いです。とても狂暴で可愛い。サマーとゴーストは特に可愛い。
しかーし。回を追うごとにワンちゃんが一匹、また一匹と離脱していくのが、悲しきかな。
ダイアウルフ=スターク家で、スターク家らしさが飼い主から消えるor飼い主が死ぬと、お供のダイアウルフも消えていくって感じっぽいし。これからどんどん減っていくのか~って思うと、ちと悲しい。ワンちゃん可愛いんだもん。CGだけど。
これに関しては、敢えて特に書かないでおく。実際にドラマを見て、気付いてほしいので。
ゲーム・オブ・スローンズには、上に書いた「ダイアウルフの離脱=スターク家からの欠落」みたいな伏線がいっぱい詰まっている。ただダイアウルフは特に分かりやすい暗喩だけれども、ドラマの画面内にはそれよりももっと細かい、小さな伏線が時折登場しているんですよねー(と自分は思っているのだが。もしかして深読みのし過ぎかな?w)。
登場人物の背後や、脇にある置物やレリーフとかに注目してみると、その後の展開に「あっ!」って思ったりすることもあったりする。もしゲーム・オブ・スローンズを見る機会があったら、登場人物の顔ばかりでなく、その背後や周辺にある景色にも目をやってみて欲しいなあー。
何が一番言いたいのかって言うと「とりあえず、ゲーム・オブ・スローンズ見てよ!!」ってことです。
以前からネットの評判で「ゲーム・オブ・スローンズは本当に面白い」っていうのは聞いてたんですけど、一番最初にも書いたように、ゲーム・オブ・スローンズはその期待値を大幅に超えた面白さを提供してくれる稀有なドラマ。
ただ、その内容が故に有料ストリーミングサービスでしか見られないのが難点ですね……w
まあ、まずはHuluとかNetflixとかの1ヶ月無料体験とかで見始めてみるのも良いんじゃないのかな? ゲーム・オブ・スローンズは1シーズンだいたい10~12話と、他の米ドラマ(だいたい1シーズン24話が平均?)と比べるとそんな長いものでもないし。
とにかく、とにかく、本当に面白い。ゲーム・オブ・スローンズはマジでヤバイ。超お勧めです。これは過大評価ではなく、本当に面白いからね!!
LINEスタンプ「判決ですよ! コヨーテさん」販売開始! - 暴発炸裂マシンガン Ak-α2
手抜きで、ふざけたスタンプをまた作ってました。コチラから購入することができます。¥120JPYです。
新作LINEスタンプ登場。そして、空中要塞アルストグランのLINEスタンプtake2を現在準備中。第1弾では泣く泣く省いた、主要なメンツ(アイリーンやニール、ペルモンド、ジュディス等)を追加予定。
それでは、以下本題です。
現在、最終シーズン放映開始と「デナーリスのスターバックスカップ」騒動で話題沸騰中の、ゲーム・オブ・スローンズ!!
最近、Amazon Primeにオカンが登録した関係で、Amazon Prime Videoを見始めた。
そんなわけで、ようやく……
ゲーム・オブ・スローンズを
見始めたぜ!
オカンと二人でここ数日、一気に見て。超面白い。正直に言うと、期待値を遥かに上回っていた。
んで現在、シーズン5の半分が終わったところかな。まだまだ先が長いねぇ。
と、そんなこんなで。率直な感想を書いてみる。超面白い、以外の。
(以下、ネタバレになるかなぁ?と思しき個所は白文字にしました。適宜Ctrl+Aで反転してくださいまし)
さすがR-15というか、R-18というべきか
ゴア表現がすごいのは、噂で聞いていた。過激なゴアに、特に何も感じはしないので、そこは別に良いのだけれど。
過激なエロは聞いていなかった。
これはもはやポルノ映画か……?と思うレベルの、際どいを通り越して潔いシーンが盛りだくさん。これは有料ストリーミングでしか放映できないね、っていう内容だね。
娼婦役だろうと、そうでなくとも、みんな脱ぐ。すぐ脱ぐ。男も女も、すぐ裸になる。
男女同士もさることながら、男同士も、女同士も、盛りだくさん。守備範囲が無駄に広い。
んで、セックスシーンの中に大事な台詞が盛り込まれる率のなんと高いことか。スキップできない。
スキップが、できない!!
無駄なセクシーシーンが多い駄ドラマとして名高い「クワンティコ」とかは、ガンガン飛ばしまくってたんだけどね。このゲーム・オブ・スローンズは、セクシーシーンさえ無駄じゃないので飛ばせない。
ただ無駄とおぼしきセクシーシーン(ベイリッシュ公の娼館で、娼婦同士のやつとか)は、飛ばしまくってましたけどね。
ゲーム・オブ・スローンズは、面白いんです。でも、その時代頃の設定だから仕方ないんだけど……全体的に、モブ系女性の扱いがひどいですね。んで、モブじゃないけど主役級人物であるサンサの扱いは論外。っていうかサンサの境遇、酷すぎるでしょ!? まあ、その分だけサンサも逞しくなってるけどさぁ?!
とはいえ。暴力が主題の物語だから、しゃーないんだけど。だからこそ、ボーイッシュであり、運と自力で道を切り開いていく女の子アリアが異彩を放っていて、魅力的な訳なんですがね。
ゴアでハードコア、それがゲーム・オブ・スローンズ。なので見る人を選ぶでしょう。血が無理な人とか、女性が過度に虐げられる描写が嫌いな人とか、セクシーなシーンを忌避する人とかは、たぶん無理。
登場人物、だいたいみんなクソ
主役級、モブ級を含め、だいたいクソです。
近親相姦のジェイミー&サーセイ姉弟は、シーズン1の第1話にて初っぱなからやらかすし。サーセイはとにかくクソ人格だし、ある意味においては(根は善人のようだが、何かが欠けてる)ジェイミーが哀れだし。そんで、その二人の息子で長男ジョフリーは怪物でしかないし。
ラニスター家は、ティリオン以外は、もうメチャクチャ。父タイウィン公に始まり、ジェイミー、サーセイ、従弟ランセル(お前どうした?!展開があるものの)……。ひどいもんです。ティリオンが唯一の、ラニスター家の良心。
ティリオン好き。まじティリオン好きです。
故にティリオンを裏切ったシェイはクソ!!!!
そしてデナーリス。聖人ヅラした大虐殺ガール。正義の名の下に大殺戮を繰り広げる、実質的ヒロイン。狂っている。やっぱターガリエン一族は頭がおかしいのか。さすがは狂王の娘というべきか。偽善国家アメリカの体現者っていう感じがすごい。
その他にも、血塗れ結婚式のフレイ公&ルース・ボルトン公に、ジョフリー超えのサイコパスでクソ・オブ・クソのラムジー・ボルトン(そういやラムジー役の俳優さん、マーベル製では激レアといえるどうしようもない駄ドラマ「インヒューマンズ」でもサイコパス役やってたな……)。野人のクラスターに、マウンテンとか。
挙げきれないぐらいクソがいる。クソ人格多すぎ。でもそれがゲーム・オブ・スローンズ。最高。
それに比較的マシといえるスターク家の面々も実際、シーズン1で早々に殺された真面目すぎる父ちゃんエダード公と、初っぱなからサーセイ&ジェイミーのせいで大怪我した次男ブランの他は「うん、うーん……」だし。
っていうか、エダード公は偉大すぎた(だから殺されたんだろうけれども)。絶対、ジョン・スノウの件も嘘でしょ? 「ジョンはエダードの落とし子」ってことになってるけど、S5でベイリッシュ公がサンサに語ってた話から察するに、ジョンは「(エダードの妹)リアナと、レイガー・ターガリエンの子供」である可能性が高いよね?? だとしたら自ら汚名を被ってまでジョンを守ったことになるでしょ、エダード公は。父ちゃん偉大過ぎるでしょ!! ただそうすると、事情を知らないキャトリンが少々不憫であるような気が……。
まあ、父ちゃんエダード公はさておき。他のスターク家の面々の話をすると。
母ちゃんキャトリンと長男ロブは自業自得で、男運の無さすぎる長女サンサも最初の不運は自業自得で(ただしその後はベイリッシュ公に影響された?鍛えられた?のか、強かになりつつある)、次女アリアに至っては「人殺し、楽しい!」になってるし(ただゲーム・オブ・スローンズで最も逞しい人間なのは彼女だろう)、末子リコンは、リコンは……印象に、ない。影薄いよね、リコン。
そしてスターク家の一員で、エダード公の落とし子(?)ジョン・スノウ。あいつはなかなかのクソ。どういう神経をしていたら、野人に両親を殺された少年の前で、その少年の親を殺した野人の女の死体を抱きしめ、泣けるのか……。
ジョン・スノウ役&イグリッド役の俳優さんらはマジの夫婦のようですが。現実の彼らは「末永くお幸せに!」として、イグリッド死亡シーンは個人的には「よくやったぜ、ガキんちょ!」って思ったりもしたw
それからスターク家の居候、シオン。あいつも何だかな~って感じではあるものの、ラムジー登場後はただただ哀れでしょうがない。
んー、もうね。クソばっかなのよ。どこもクソで。もはや潔い。マシな登場人物は本当に少ない。
辛うじてマシなのが、宦官ヴァリスとティリオン、サー・バリスタン。そんぐらいだろうか。ぐう聖はポドリックとブライエニーぐらいしか思い浮かばん。
うん、そうだね。一番高潔なのはブライエニーか。最も作中で騎士らしい騎士が、女性である彼女であるのも、ゲーム・オブ・スローンズの「なんだか新鮮だよね」と思えるポイント。そんなブライエニーも好き。
それから、ロラス&マージェリー兄妹+オレナ婆やも好きだ!
男色家ロラスの奔放すぎる下半身により起こるシーンは、スキップ必須(ゲーム・オブ・スローンズにしては珍しく、ロラスが脱ぐ時はだいたい
そして妹マージェリーは普通のドラマなら、権力志向で忌み嫌われる八方美人系クソ性格女だろうけれども。ゲーム・オブ・スローンズにおいては「ジョフリー王よりマシ!!マージェリー王妃万歳!!」っていう理由だけで好感度爆上げになるから。しゅごい。そしてマージェリーがじわりじわりと悪女サーセイから権力を奪い、サーセイを追い詰めていく姿は爽快もの。
それからオレナ婆や。彼女もシレッとジョフリーを毒殺してるし。兄ロラスはさておき、マージェリーとオレナ婆やの二人は強い。でもマージェリー、いつかサーセイに殺されそうだなぁ……(今はまだ「雀とかいう宗教団体が、武力を手に入れた!」からの「マージェリーの兄ロラスがいなくなったぞ!」っていう話まで観終わったところなので、この先どうなることやら……)。
また、トリックスター的なベイリッシュ公も、クソだしクズだけど、なんか良いのよね。妙に人間くさい感じがさ。ベイリッシュ公はティリオンと並んで、最も好きなキャラの一人であったりもする。
とかなんとか、登場人物はクソばっかだけど、そのクソばっかなのがゲーム・オブ・スローンズの最大の魅力。
なお個人的な推しは、(ティリオンとベイリッシュ公を除くと)アリア&ハウンドの漫才コンビになります。ハウンドとの別れた後、アリアの「殺しのリスト」からハウンドの名前がひそかに抜けてた際には「あっ……!」ってちょっと感動したりもした(が、それは単に彼女が「ハウンドは死んだ」と思っていたからなのか……?)。
ワンちゃん可愛い!
全CGのビッグなワンちゃんたち(スターク家のダイアウルフ6兄弟)が可愛いです。とても狂暴で可愛い。サマーとゴーストは特に可愛い。
しかーし。回を追うごとにワンちゃんが一匹、また一匹と離脱していくのが、悲しきかな。
ダイアウルフ=スターク家で、スターク家らしさが飼い主から消えるor飼い主が死ぬと、お供のダイアウルフも消えていくって感じっぽいし。これからどんどん減っていくのか~って思うと、ちと悲しい。ワンちゃん可愛いんだもん。CGだけど。
あちらこちらに散らばる「言葉なき伏線」
これに関しては、敢えて特に書かないでおく。実際にドラマを見て、気付いてほしいので。
ゲーム・オブ・スローンズには、上に書いた「ダイアウルフの離脱=スターク家からの欠落」みたいな伏線がいっぱい詰まっている。ただダイアウルフは特に分かりやすい暗喩だけれども、ドラマの画面内にはそれよりももっと細かい、小さな伏線が時折登場しているんですよねー(と自分は思っているのだが。もしかして深読みのし過ぎかな?w)。
登場人物の背後や、脇にある置物やレリーフとかに注目してみると、その後の展開に「あっ!」って思ったりすることもあったりする。もしゲーム・オブ・スローンズを見る機会があったら、登場人物の顔ばかりでなく、その背後や周辺にある景色にも目をやってみて欲しいなあー。
最後に。
何が一番言いたいのかって言うと「とりあえず、ゲーム・オブ・スローンズ見てよ!!」ってことです。
以前からネットの評判で「ゲーム・オブ・スローンズは本当に面白い」っていうのは聞いてたんですけど、一番最初にも書いたように、ゲーム・オブ・スローンズはその期待値を大幅に超えた面白さを提供してくれる稀有なドラマ。
ただ、その内容が故に有料ストリーミングサービスでしか見られないのが難点ですね……w
まあ、まずはHuluとかNetflixとかの1ヶ月無料体験とかで見始めてみるのも良いんじゃないのかな? ゲーム・オブ・スローンズは1シーズンだいたい10~12話と、他の米ドラマ(だいたい1シーズン24話が平均?)と比べるとそんな長いものでもないし。
とにかく、とにかく、本当に面白い。ゲーム・オブ・スローンズはマジでヤバイ。超お勧めです。これは過大評価ではなく、本当に面白いからね!!