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紙媒体版「ウォーター・アンダー・ザ・ブリッジ《下巻》」販売開始です

CMYKだった元データから適当にRGB変換したため、色味がかなり変わってます。 恐らくお手元に届くものは、もう少し群青っぽい色味になると思う。  というわけで、 第五巻「ウォーター・アンダー・ザ・ブリッジ:下巻」オンデマンドにて販売開始です。 色味参考:元データのスクショがこちら。  去年?一昨年?の大改訂をして内容が変わったものを、またもう一回手を入れて、その結果かなり最初の版とも大改訂その1版とも異なるものになり、更にヤッベェ内容に変貌した。そういうわけでサイト掲載版の「ウォーター・アンダー・ザ・ブリッジ」は非公開化するという措置を取りました。  紙媒体版とサイト掲載版の内容が異なりすぎて、どちらか一本に統一しないとマジで混乱を招くレベルに変わってるんです。そういうわけで、ご了承ください。  とはいえ「ウォーター・アンダー・ザ・ブリッジ」は、全体を俯瞰してみた時に「そこまで重要ではない」という扱いになるパートである。第三巻「DT//S」から第六巻「AfL:part 1」に跳んだとしても、まあ一部は歯抜けみたいな感じになる (たとえば、アーサーがアレックス相手にガチギレするくだりの理由が不明になるかも) だろうけど理解できなくはない構造になっているから。  とかーなんとかーでー、なんかー、本当にー、様変わりしたんですよ。大改訂版でも大きく変わった本作ですけど、そこから更に、本当にまた変わった。  表面上は同じようで、核として根底にあるものが大きく様変わりした、というほうが正しいのかな。まあ、そういう感じな仕上がりになってます。  新しくなっちゃった「ウォーター・アンダー・ザ・ブリッジ:下巻」お手に取っていただければ幸いです。  以下は余談です。 作中で一番嫌いなキャラクターは、作中で一番の善人です  登場人物が100人以上出てくるこのシリーズ。色んなクズもいっぱい出てくるけど、皮肉なことに作者的に一番大嫌いなキャラクターは作中で一番の善人「エリカ」である。  エリカはたぶん、普通にそこらへんにいそうな善人なんだよ。普通に良いひとなんだよ。  で、自分は普通に良いひとが一番苦手なんだ。  エリカは普通に良いひとだ。だが、彼女はきっと裏でブリジットの悪口を言ってんだろうなーって気がしている。クロエと二人で、言ってそう。そういう絵が浮かぶんだ。  普通に良いひとは、普

創造力の代償として、多くのものを手放しているのだろう

 いつぞやの曲をリメイクしたりアレンジしたりしていた。どっちも同じ曲だけど雲泥の差だね。ちなみにどっちも気に入ってない。詳しいアレコレは Tumblrに書いた ので、そっち見て。  最近、実は英語の歌詞の書き方を変えた。あんまり重視してなかったライムを最近は意識してみたりしてる。その結果、言葉の制約に頭を抱えるようになって「たのしくない……」というような感覚がある。まあ、しばらくはコレを続けるつもりだけどね。修行だと思って頑張ってみるよ。しばらくは……。 「社会不適合のダメ人間」と烙印を押すのは容易いが、そもそも気軽に烙印を押す社会のほうがギスギスしてイヤな感じしない?  最近、自分の中で思うことがあって記録を付け始めてみた「睡眠記録」。さながら心電図のようなグラフだけど、これが睡眠の記録です。完璧に昼夜逆転してる&乱高下しすぎ。  昼夜逆転については……太陽光嫌いの吸血鬼みたいな生態をしているので、仕方ない。太陽光を浴びると眠くなるんだ。本当に、冗談抜きに。外に出ないから昼夜逆転になるんじゃなくて、昼夜逆転の体内時計が自分には適しているから結果的に外に出ないだけ。だから昼間の世界に生活リズムを合わせなきゃいけない日のしんどさは……ハァ。  まあ、それはさておき。注目すべきは「2月1日」の記録。記事上部に載せた曲×2を一気に仕上げたあの日の記録。 二時間しか寝てない のだ。そして翌時は半日近く爆睡してる。  最近、気になってるのはコレなんだよね。たまに訪れる超短時間睡眠⇒超長時間睡眠のターン。二時間しか寝てない日に限って、すごい元気だったりするんだよ。そういう日に、はちゃめちゃに文章を書き進められたり、絵をガガガンッと描き上げたり、一気に音楽を仕上げたりしてたような気がしてた。  そしてハイパー元気だった1~2週間後、はちゃめちゃに情緒不安定になってたりする(それが今)。  で、記録を付けてみたら「やっぱり、直感が当たってた」ってことが分かった。そして、なんとなく気分がズーンと落ち込んでいる。  今まで、この「二時間しか寝てないけど元気!だから、今のうちにこの勢いを利用して作品を仕上げちゃえ!」っていう爆発力はアスペ家系の血がもたらす過集中だと思ってたんだ。だけど実は違うんじゃねぇのかって気がしてきたんだ。俗にいうとこの「双極Ⅱ型

「蒼き星」といえば。天狼の睥睨という言葉をどっかに書いたはずだが、どこだったか忘れた。

 ここんところ、最新作の執筆がドドドドンと進んでいたのだけど、それもここ数日で停滞してしまった。なんだか気分が乗らないのだ。そういうわけで作中におけるベンガルトラことラドウィグはまだ居眠りをしてる。全然起きねえのよ、あいつ。  その一方でしょうもない歌詞ばかりが溜まっていってしまい、うちひとつを蔵出ししたかたち。曲そのものの出来は気に入ってないから、たぶん数年後に作り直してそうな気がします。だが今はこれでいい。これ以上、詰めて良いものに仕上げようって気には、今はなれない。  あと、この歌詞は自分の言葉なのかって問われたら「違う気もする」っていうのが正直なところ。まあ、これはこれでいいかとも思ってるけどね。 歌詞はTumblrのほうに載せたので 、そっちを見てね。 ***  最近よく聴いてたのが「Mo Ghile Mear」と「Foggy Dew」。どっちもアイルランドのうたで非常に陰惨な内容。希望のあとに、絶望や諦めが来る。そういううた。でも曲調だけを切り取ったら「ノリの良い軽妙な民族調曲だよね」としか思われないかもしれない。そして自分は、そういう切り取りが嫌い。  特に「Foggy Dew」かな。歴史を鑑みると、カッコイイ曲だとして気軽に消費していいもんではないなと感じる。  だから、というか。自分で「民族調っぽい曲」を作る時に、牧歌的だとか神秘的だとか、そういうものを詩の中に織り交ぜたくないと思ってる。実際、各国において「我々の国の/民族のうた」として歌い継がれているものは、牧歌的とは真逆のものが多いし (むしろそういう曲が多いのは、深くを考えぬ能天気な国民性である日本ぐらいじゃなかろうか。南無阿弥陀仏を唱えるだけで天国に行けると考えるぐらい、我々はアホの国だ;良い意味でも悪い意味でも) 。英雄の歌であったり、戦争の歌であったり、敗北の嘆きの歌であったり、民族の文化的な誇りをうたったものであったり。まあ、「Scarborough Fair」のように色恋の歌もあるけど。 (最近よく聴いてる曲のひとつ。ギリシャ語?は分からないが、色恋に関連したうたであると聞いた。 マケドニアとか、そこらへんの地域の音階も独特で好き。アラブっぽさと西洋っぽさの中間点という雰囲気がしている)  各国の国歌とかも、そうですよね。フランス国歌の好戦的な内容は有名だし……。  だから