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【Part.2 - 髪と服】約80個もの顔グラを同時並行で色塗りして仕上げる様子について、同時並行で記事を書いていく。

  前回の記事は↑これで、前回は↓ここまで進んだ。

3日目

 今回は髪の毛の色塗りを片付けていく。まずは髪の毛のベースをベタ塗り。「髪の毛」のレイヤーセットをまとめる予定のフォルダーを「顔」をまとめたフォルダーの上に作ったら、フォルダーをクリップ指定して、で、その中に髪の毛のベースになるレイヤーを作る。

 こういう感じである(赤字でボヤンってなってるけど、フォルダーの合成モードは「通過」になってます)。※後日追記:赤字になってる=「通過」指定が無効になってる、ってことでした。なので合成モードは「通常」に変えました。

 んで、ベースの塗り方についてだけど。あとで「髪の毛」フォルダーの下に「服」フォルダーを作る予定なので、髪の毛が服の領域に被らないよう色塗りは丁寧にやります。そうしないと、後が面倒なので……。

 お次はアクセント入れ。ハイライトカラー(光ではなく、髪のカラーリングの方)とか、白髪とか、グラデとか入れていく。

 白髪は生え際のほうを重点的に狙って、えいや!っと増やしていく。かなり印象が変わる。

 金髪など明るめの髪色のキャラには、生え際もしく旋毛、それと毛先のほうに「ベースとなる髪色よりも少し暗い色」をエアブラシでブシュっとやっておく。

 で、白髪とかを書き足したら、それをベース色レイヤーに統合してベース色レイヤーをロックする

 そして次は影だけど。今回は最後に「パッキリと奥行き・明暗を分ける影」を全体に入れる予定でいるので、あまり濃い影は入れない。つーわけで、うっすら、それとなく雰囲気が出る程度の影を入れていく

 乗算・100%のレイヤーをベース色レイヤーの上に作ったら、限りなく薄い紫色#C8BFDE(別に紫じゃなくてもいい。紫が好きだからそうしているだけ)で影を軽く入れる。影というか、髪の流れがなんとなーく分かるような感じにする。

(この画像では違いが分かりやすいように濃い色にしている)

 ベベベッとガサツに塗って、それを透明色モードを用いて削ったり伸ばしたりして調整する。そんな感じで影というか髪の流れを作っていく。

 ハイッ!! こんなもんで良いでしょう!!(集中力の魔法が今日は発動せず、ちんたらペースで進めていたので、この時点で既に7時間が経過)

 お次は服を塗っていく。「髪」をまとめたフォルダーの下に「服」のフォルダーを作って、フォルダーをクリッピング設定にして、で、服のベタ塗り用レイヤーを作る!! あと、「髪」フォルダーの上に「アクセサリー」のフォルダーも作っておく。同じくアクセサリー用のベタ塗りレイヤーも作成。

「eadai」=「服」です。紛らわしくてごめん。

 レイヤー構成は、こうなる。

 ベタ塗りおわり!!(この工程だけで4時間消費) 嘘ついた、まだダイが残ってた!!

適当に描いた猫の顔に、リアルめな塗りを追加したことでちぐはぐになった。

 

にゃんにゃん

 そして――……

 今度こそ、ベタ塗り終わり!!

 次は服にしわを軽く入れていく。ベタ塗りレイヤーの上に乗算・100%のレイヤーを作ってクリッピング。めちゃくちゃ薄い水色と白をゴチャゴチャーーーと組み合わせながら皺っぽいのとか、網み目っぽい質感とか出していく。

 とはいえ今回は先に線画でガッツリと皺を描きこんであるので、そこまで凝った皺は塗り足さない。

 まあ、こんな感じで良いでしょう!! 今日はここまで!!!

 次は仕上げをやる。

おまけ

 足つったー!と一瞬立ち上がった瞬間に、またも椅子をチロルに奪われた。完全に味を占めている……(このあと椅子を取り返したものの、今度は椅子に座る下僕の膝の上に乗ってきて……――暴君に左手首を噛まれまくった。左手デバイスことゲームコントローラーをせわしなくガチャガチャいじってたことが気に入らなかったらしい)。